喫煙用のタバコには種類があることをご存知でしょうか?タバコの発祥や品種、生産国などタバコにまつわる豆知識を紹介します。

タバコの概要

タバコの発祥は、紀元前5000~3000年頃に南米のアンデス山脈で栽培が行われたというのが起源になり、15世紀に入ってアメリカ大陸からヨーロッパに伝わったとされています。
そのため、かつてタバコはアメリカ先住民の言葉が語源であると勘違いされてきましたが、実はタバコ(tabaco)の直接の語源は、スペイン語やポルトガル語なのです。
また、スペイン語のtabacoそのものの語源は古代アラビア語で「薬草」を意味するtabaqという単語であるとされています。

タバコの語源や発祥についてはここら辺にしておいて、タバコは一体どのようなものから出来ているのかを解説していきます。

タバコとは

ナス科の植物とされる「タバコ」からできています。
同じナス科の植物であるナスやトマト、ジャガイモと同じようにアメリカ大陸を原産地としていて、世界各地で栽培が行われています。

ちなみにナスやトマトと同じようにタバコにも綺麗な花が咲き、喫煙は主に葉の部分になるので、葉に栄養を行き渡らせるために花は咲いたと同時に切り落とされてしまいます。
花を切り落とす行為は「心止め」と言うそうです。

喫煙用のタバコ

喫煙の用途で栽培が行われているのが「ニコチアナ・タバカム」と「ニコチアナ・ルスカ」の2種類となっています。

種を蒔いてから収穫となるまでには約10ヶ月かかるとされ、収穫後はとれた葉を乾燥させます。
乾燥はタバコの味と香りを決めるとても重要な工程とされ、適切な温室条件の下、整った環境のなか行われます。
酸素の働きを強めることによって、葉の中に蓄積されているタンパク質やアミノ酸、でんぷんなどが分解され、タバコ独特の香りや味が作り出されています。

タバコの生産国

タバコの生産国は世界各地にあり、それぞれの地域によって品種改良が行われています。
現在でも100を超える国で生産がされていて、もっとも多いのが同じアジアの「中国」。
次いで、「ブラジル」や「インド」となっています。

最近ではアフリカ諸国が、その生産量を拡大していると言われています。

日本国内でのタバコ生産

日本でのタバコの栽培は、江戸時代からとされています。
その生産量は中国の1/100にも満たないとされていますが、国外で生産されている品種に加えて、日本独自の在来種の生産が行われています。

31の県で生産が行われ、次のような特徴があります。

■黄色種
西日本で生産

■バーレー種
東日本で生産

■在来種
日本独自のもので一部の県でのみ生産
在来種は葉肉が薄いのが特徴で、喫味はマイルドとなっています。

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